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放射線治療

概要

当院放射線科では、高精度放射線治療(定位放射線治療、画像誘導放射線治療、強度変調放射線治療)が実施可能な装置を備えています。またその装置を充分に使いこなせるスタッフ(治療専門医、医学物理士、治療技師、看護師)が常勤しています。

治療機器はノバリスと三菱MHCL-15DPの2台のリニアック(放射線治療装置)を、疾患の種類や病変の部位、大きさなどによって使い分けて治療を行っています。

ノバリス

ノバリス

シーメンス社製 Airtis Zee BC
ノバリスの動画を見る
(WMF形式 約11MB)


ノバリスは、頭部・頸部だけでなく、脊椎や肺、肝臓、前立腺等の体幹部にも適用可能な高精度定位放射線治療装置です。

定位放射線治療では病変にピンポイントで照射しますので、正常組織・臓器のダメージが少なく副作用が少ない治療が行えます。

ノバリスは、放射線を多方向から病変部の状態にあわせて照射し、すべての放射線が重なる部分の病変だけにダメージを与えるので、正常組織へのダメージと副作用を最小限に抑えられます。

また照射野の形状を3mm幅のマルチリーフコリメータ(可変型照射野絞り装置)によって形成しますので、従来と比べて高細密な照射が可能です。

最大照射野は10x10cm、6MVのシングルエネルギー X線を使用します。

画像誘導放射線治療(IGRT)

ノバリスは画像誘導放射線治療(IGRT)に対応しています。

IGRTとは、照射前や治療期間中に患者さんの画像(X線画像等)を撮影し、照射位置のずれを補正する高精度な照射方法です。

画像誘導放射線治療(IGRT)

6軸寝台による高精度でスピーディーなセットアップ

ノバリスの治療寝台は通常の左右、高さ、前後の3方向の平行移動に加えて、ピッチング、ヨーイング、ローテーションの3軸回転方向の修正も可能で、より正確で、かつよりスピーディーな位置ずれの修正が可能です。

非侵襲的な固定

ノバリスでは、痛みを伴わないスピーディーなセットアップが可能です。

1回の照射に要する時間は20〜30分程度と、ほかの高精度放射線治療装置と比較して非常に短くなっています。

治療時の患者さんの固定には、ピン固定ではなく、マスクやボディーシェル等の痛みのない方法で固定できます。そのため正常組織の放射線保護に有利な分割照射を選択しやすくなります。もちろん通院による治療も可能です。

呼吸モニター用装置

呼吸モニター用装置を用いて、呼吸による病変の動きを抑えて照射します。

肺の底部や上腹部のように呼吸により大きく動く部位の病変では、移動幅もふくめて照射する必要があり、照射範囲が大きくなり正常組織・臓器のダメージが増加します。呼吸モニター用装置を用いて呼吸をコントロールし病変の移動幅を小さく抑えれば、照射範囲を小さくでき正常組織・臓器のダメージを最小限にすることができます。

強度変調放射線治療(IMRT)

ノバリスは強度変調放射線治療(IMRT)に対応しています。

IMRTは2006年4月に厚生労働省から先進医療として承認され、その後2008年4月の診療報酬改定で新規保険導入されました。

IMRTは放射線量の強弱を調整しながら病変のみに高線量を照射することができますので、正常組織・臓器のダメージを最小限にすることができます。

三菱MHCL-15DP

三菱MHCL-15DP

最大照射野は40x40cm、4MV、10MVの2種類のエネルギーのX線と
4MeV、6MeV、9MeV、12MeV、15MeVの5種類のエネルギーの電子線を使用して、 浅い病変〜深部病変、小さな病変〜大きな病変まで幅広い疾患に対応できます。


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