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目次

第7回 みちのくウイルス塾(2008年7月19、20日開催)

今年もまたこの季節がやってきました。当塾は、大学生、大学院生、研修医、高校生、医療関係者、一般の方などに、ウイルスやウイルス学研究について知ってもらうことを目的として、開講します。ウイルス学各分野で活躍する研究者が、「わかりやすい話」をモットーとしてウイルスにまつわるトピックを紹介します。講師は、地元東北はもちろんのこと、全国からお招きします。こうした機会は、今のところ、日本広しといえどこの時期の仙台にしかありません。参加費は無料で、去年は2日間で延べ150名以上もの方が来られました。遠方からお越しの方には宿泊施設(無料、先着順)もあります。ウイルスについて勉強してみたいと思っているみなさん、ぜひご参加ください。

以下に今年の講師陣をご紹介します。

菅村 和夫先生

この3月まで東北大学医学部長としての重責を担われていました。先生は、日本のウイルス学の創世期、ここ「みちのく」から光を放った、同学の(旧)細菌学教室で、第一次黄金期とも言える時期に、大学院生として学ばれました。今回は、演題から察するところ、先生ご自身が出会われた偉大なウイルス研究者についてのお話が聞けることと思います。乞、ご期待!

西村 秀一、村木 靖、藤澤 匡、大田 恵一先生

C型インフルエンザウイルスの研究を例に、研究の継続性をテーマとしてリレー形式でお話しします。藤澤、大田両先生は、かつて大分大学の医学生だったときに当院ウイルスセンターで基礎実習として2か月間ウイルス学を学んだ方々です。

西園 晃先生

大分大学つながりで出演をお願いしました。先生のご指導により、大分大学からは毎年、ウイルス学に興味を持った学生さんたちが当センターに実習に来られます。ご自身は、狂犬病ウイルスがご専門家で、今回は実写ビデオもまじえて詳しくお話しして下さるそうです。ところで、先生は当院で産声を上げたとのこと。今回は、まさに里帰り講演です。

北本 哲之先生

狂牛病(BSE)問題でご存知、プリオンという病原体の世界的な研究者です。ちょっと毛色のちがう面白いお話をしてくださいます。毎年、ご自分の研究の進み具合もご紹介いただけますので、常連さんにとってはそこも楽しみなところでしょう。

武内 寛明先生

つい数年前、東北大学の大学院生だったころは塾生として参加していました。その後、アメリカでさらにウイルス修行を積み、今回は、錦を飾って(?)講師として登場です。エイズウイルスの起源とも関連するお話をしてくれるようです。みなさん、ウイルス塾塾生OBに遠慮なく質問をしてあげましょう!

竹田 誠先生

日本ウイルス学会の卓越した若手研究者に贈られる「杉浦奨励賞」を一昨年受賞なさったウイルス学のホープです。学生さんに講義をすることが好きだそうで、出演依頼を二つ返事で快諾してくださいました。昨今、麻疹(はしか)は大きな社会問題にもなっています。麻疹ウイルスについて勉強する良い機会になることでしょう。

押谷 仁先生

長い間、世界保健機関(WHO)で感染症対策の仕事をなさった先生です。昨年フィリピンに研究拠点をつくり、今後は東南アジアを中心にグローバルな仕事を展開されるそうです。自分も国際的な仕事をしたいと思っている人は、この機会にぜひ直接お話ししてみてください。

増田 道明先生

本塾の生みの親の一人です。昨年に引き続き、2日間の講演のしめくくりに、総復習のクイズを行います。聴衆参加型の面白いクイズですので、みなさん挑戦してみてください。目指せ、満点!

 

   それでは、7月19、20日、みちのくウイルス塾でお待ちしております。 (文責 西村)

プログラム

7月19日(土曜)13時〜17時

開会のあいさつ

独立行政法人国立病院機構仙台医療センター副院長 和田 裕一 先生

講演

  1. 「偉大なウイルス狩人との出会い」
    東北大学大学院医学系研究科免疫学分野・教授 菅村 和夫先生
  2. 「C型インフルエンザウイルス研究の伝承」 
    (1) C型インフルエンザウイルスのひも状構造物の発見とその後のウイルス粒子形成機構の解析への展開
     国立病院機構仙台医療センター臨床研究部・ウイルスセンター長 西村 秀一先生
     山形大学医学部感染症学分野・准教授 村木 靖先生
    (2) C型インフルエンザウイルスによる細胞融合
     臨床研修医(元大分医科大学生)藤澤匡、大田 恵一先生
  3. 「忘れられた病気 −狂犬病−」
    大分大学医学部感染分子病態制御講座(微生物学)・教授 西園 晃先生
  4. 「プリオン2008」
    東北大学大学院医学系研究科CJD早期診断・治療法開発分野・教授 北本 哲之先生
終了後、懇親会(参加無料)でのフリーディスカッション

7月20日(日曜) 9時〜12時

講演

  1. 「エイズウイルスと宿主との攻防 〜サルからヒトへの異種間感染伝播メカニズム〜」
    東京大学医科学研究所感染症国際研究センター・助教 武内 寛明先生
  2. 「麻疹(はしか)が簡単にうつるわけ:インフルエンザと似てること、エイズと似てないこと」
    九州大学大学院医学研究院ウイルス学教室・准教授 竹田 誠先生
  3. 「グローバル化する新興ウイルス感染症に備えて:フィリピンにおけるウイルス感染症研究拠点づくり」
    東北大学大学院医学系研究科微生物学分野・教授 押谷 仁先生
  4. 「ウイルス塾恒例 おさらいクイズ」(2日間の講演内容からの出題に押しボタンで解答する聴衆参加型クイズ)
    獨協医科大学医学部微生物学講座・教授 増田 道明先生

ウイルスについて知りたい方はどなたでも参加できます。 大学院生、大学生、医療関係者はもちろん、高校生、予備校生や一般の方のご来聴も歓迎です。講師にはできるだけ分かりやすい話をお願いしてあります。飛び入り参加も可能です。

宿泊場所が必要な場合は、仙台医療センター地域研修センター内の宿泊施設が利用可能です(無料、先着順)。ただし、相部屋となります。

お問い合わせや宿泊施設の利用希望は、下記までどうぞ。

連絡先:仙台医療センター・ウイルスセンター 西村秀一

Tel & Fax: 022 - 293 - 1173  E-mail: vrs.center@snh.go.jp

ご注意:会場の構造上、例年冷房が効き過ぎの傾向があります。寒くない服装をご準備の上お越しください。

〒983-8520 宮城県仙台市宮城野区宮城野2丁目8-8
独立行政法人国立病院機構仙台医療センター内
直通電話:022-293-1173  ファックス:022-293-1173   電子メール:vrs.center@snh.go.jp