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生化学検査室

生化学検査室

生化学検査は、臨床化学検査または医化学検査とも言われ、体内の糖成分、含窒素成分、酵素、脂質、無機物、ホルモン、ビタミン、腫瘍マーカー、薬物などを定量するものです。

血清・免疫検査は、主として細菌やウィルスなどの病原体に感染したとき体内で産生される抗体を利用して、感染の有無、感染の時期、治療効果などを判定します。目的によっては病原体そのものを測定することもあります。

今回は『糖尿病の検査』について説明します。

糖尿病の検査

糖尿病の検査には、主に血糖とHbA1cがあります。この2つの検査の組み合わせで診断や血糖コントロールおよび糖尿病合併症の早期発見が行われます。

血糖値とは血液中のブドウ糖の濃度を言います。血糖は生体の重要なエネルギー源です。血糖値を判断する時は、食事と採血時間のタイミングを考慮する必要があります。最後に摂った食事から10時間以上おいて採血された値を空腹時血糖、食事に関係なく採血した値を随時血糖と区別して考えます。

また、HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)もよくみかける検査です。これは赤血球中のヘモグロビン(Hb)とブドウ糖が結合したもので、高血糖状態が長く続くと値が高くなり、糖尿病と密接な関係があります。赤血球の寿命は約120日で、その半分にあたる1〜2カ月前の血糖を反映します。

では、検査を始めましょう!

1.まずは、専用の採血管に採血します。

糖尿病の検査

2.血液の入った採血管は、検査室に運ばれます。

3.検査室に到着すると、直ちに遠心分離機という機械にかけられ、血漿と血球に分けられます。

糖尿病の検査

4.血漿で血糖値を測定し、血球でHbA1cを測定します。

糖尿病の検査

基準値
・空腹時血糖値 : 60 〜 110 mg/dl
・随時血糖値 : 140 mg/dl未満
・HbA1c : 4.6 〜 6.2 %(NGSP値)


以上が検査の流れです。

糖尿病は、食事などの生活習慣や社会環境の変化により、年々増加傾向にあります。

バランス良い食事と適度な運動により、良好な血糖コントロールに努めましょう!

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