鈴木 靖士(神経内科医長、臨床研修部室長)

鈴木靖士(神経内科、臨床研修部室長)学生の皆さん、こんにちは。

仙台医療センターの研修のいちばんの特徴は豊富な症例です。当院は、東北地方の市中病院としては最大規模の総合病院であり、全国に有名な研修病院が多数ある国立病院機構のなかでも多くの臨床指標がトップクラスにある病院です。たくさんの診療科があり、たくさんの指導医がいて、たくさんの患者さんが当院を受診します。

当院の指導医は研修医の指導においても経験が豊富です。指導医は、日常の診療の中で、研修医の目的や能力に合わせて研修を進めていきます。研修医それぞれに合わせて研修を進めることで、各人の能力を最大限に発揮できるように心がけています。また、当病院には多くの指導医がおり、科の垣根を越えて、様々なシチュエーションに応じて的確な指導を受けることができます。その中で研鑽を重ね、総合的に幅広く成長していってほしいと考えています。

臨床研修部では、研修医の皆さんには多くの経験を積んでほしいと考えております。常に理想的な研修を目指し、そのために様々なプログラムを企画、運営してきました。研修医の皆さんには、様々な症例を経験し、手技はもちろん、多くの経験を積めるよう指導医は心がけています。

当院には常時30名程度の研修医がおり、またそれぞれの診療科には後期研修医も多数います。ちょっとしたことを気兼ねなく相談できる同僚から学ぶことも多いと思います。ときには困難な状況にぶつかることもあるかもしれませんが、研修医室等では同僚同士で情報交換をしながら、明るく楽しい研修を進めていくことができると思います。まずは一度見学に来てくれれば雰囲気がわかると思います。

我々一同皆さんをお待ちしております。一緒に勉強していきましょう!

山田 康雄(救命救急部長)

山田康雄(救急科)みなさん、こんにちは。救急科から一言、お話しさせていただきます。

よく「救急は医の原点」と言われます。全くその通りだと思いませんか?目の前で苦しんでいる人を助けてあげたい、このシンプルな発想で医師を志した人はみなさんの中にもたくさんいると思います。仙台医療センターは、そんな純粋な志を持つ人が腕を磨くのに、うってつけの病院です。

救急患者さんは、突然目の前にやってきます。ありとあらゆる症状を呈して、みなさんにその謎を解いてもらうことを待ち望んでいます。その期待に応えるためには、幅広い領域の診療能力が必要です。呼吸不全、ショック、意識障害、脳卒中、急性冠症候群、急性腹症、多発外傷、何でもありです。当院には非常に多数の診療科があり、あらゆる専門性をも患者さんの診療に投入することができます。多彩な専門的能力を、横断的に融合させて患者さんを病苦から解放する、これが救急医療の醍醐味です。仙台医療センターは、まさに病院総掛かりで、力を合わせて患者さんの命を救うため奮闘しています。今、当院にいる研修医の先生たちも、みな我々の大事な戦友です。

あなたも、苦しむ人を救うために、私たちの仲間に加わりませんか?

久間木 悟(総合成育部長)

久間木悟(総合成育部長)みなさん、こんにちは。小児科の久間木です。みなさんは今、自分の将来を見つめながら研修先を模索していることと思います。何を基準に探していけばよいのか迷っている方も多いのではないでしょうか。当院には多くの指導医がおり、診療圏も人口100万人の仙台市を抱え、救急科をはじめ数多くの診療科がそろっています。当院で研修すれば、どこへ行っても通用する診療能力が身につくものと確信しています。
小児科についても少し説明したいと思います。こどもは出生という一大イベントを経て、さまざまな病気にさらされながら成長していきます。小児科では正常な発育・発達を理解した上で、病気に苦しむこどもたちの不安、不満、ストレスを把握し、家族の有する問題にも目を配りながら診療に当たる必要があります。未来を育んでいくこどもたちのことを理解し、こどもの病気に不安なく対応できることは医師としての必須の素養です。研修を通してこれらのことが実感できるように我々も頑張っていきたいと思っています。

“Well begun is half done.”といわれますが、医師としてのキャリアに大きな影響をもたらす研修の第1歩を当院で踏み出してみませんか。

手島 伸(外科医長、総合品質管理推進部長)

手島伸(外科)皆さん、こんにちは。当院では31の診療科に分かれて診療を行っています。研修病院を選択するうえで、様々な分野で専門医の指導を受け、豊富な症例を経験できることは当院の最大のメリットと考えています。学生である皆さんは将来の進む道を決めている方もいれば、まだ迷っている方もいることでしょう。初期研修終了後には多くの皆さんが後期研修として専門分野を選択することになりますが、この2年間の経験はその後の医師生活にとって大切な財産となります。最初に出会った医師が将来の医師生活に影響を及ぼすこともあると思われます。私の専門は消化器外科ですが、患者さんと接するときには専門とする疾患だけを診ていることはできません。知識・技術は勿論ですが我々先輩医師の姿勢から大切な何かを感じ取ってくれればと思います。まずは機会を見て病院の見学に来てみてください。皆さんと一緒に仕事ができることを楽しみにしています。

高橋 広喜(総合診療科医長)

高橋広喜(総合診療科)みなさん、こんにちは。今年度より新設された総合診療科を担当しております。当科の初診外来では、臨床診断推論について初期研修医の教育の場を提供しております。幅広いプライマリ・ケアを指導医や先輩研修医らとともに数多く経験し、習得することは、臨床医としての基礎を築く最初の時期に徹底されるべきだと考えています。また、当院では多くの専門外来を備えております。各診療科との垣根を越えたカンファレンスやその中に混じって自らプレゼンテーションをすることにより、おのずと総合力の兼ね備わった研修を可能にしています。将来の総合診療を担う“ドクターG”を養成することに力を入れた研修指導を志しています。一緒に頑張りましょう。

井上 敬(脳神経外科医長)

井上敬(脳神経外科)皆さん、こんにちは。これから臨床研修先を決めようとされている方に一言助言します。「鉄は熱いうちに打て」という日本のことわざはあなたたちのためにあります。最初の2年間で、その後の医師としての素養がほぼ決まります。「俺たちの若い頃は・・・」、「最近の若者は・・・」などという小言は言いません。しかし24時間365日働いて初めて見えてくるものがあります。救急の現場でしか理解できないものがあります。死に面した患者さんに向き合ったとき感じるものがあります。そのために研修期間中は無私の精神が必要になることも多いでしょう。苦しいことも多いでしょう。しかし、3年後にスタートラインにたつためには、必須のことです。

私自身は脳卒中の外科治療を担当しています。臨床研修制度は、プライマリーケアを中心とした臨床能力取得がその主目的であります。限られた時間の中で研修医は産科・小児科・内科・外科など多くの疾患を経験することが求められます。脳卒中は必須項目ではありませんが、国内では依然として死亡原因の第三位を占め、要介護となる原因疾患としては第一位、入院原因としましても第二位です。診断技術に関しましては、MRIやCTなどの技術的な進歩により早期診断が可能となっています。治療方法におきましては、近年は血栓溶解療法・血栓回収療法などの急性期治療も格段の進歩があります。また慢性期再発予防に関しましても、外科的治療・内科的治療のランダム化比較試験などの最新の知見を元にした治療が標準となっています。内科的治療が第一義的ですが、外科的治療・血管内治療も重要な一翼を担っております。このような現状で、2年間の初期研修期間の中で、脳卒中臨床を数ヶ月といえども経験することは、初期研修医にとっては非常に重要な事と考えます。

また、将来の進路が脳神経外科・神経内科ではない医師にとっても、最新の知見を経験することは、臨床能力の幅を広げる意味でも有用と思われます。見逃しや紹介遅延などの発生抑制にもつながると予想されます。当院では希望により脳卒中を学ぶ機会を提供することができます。その内容も内科的検査・画像診断・開頭手術・血管内治療と全てを網羅している希有な施設です。脳卒中診療は神経内科・脳外科だけでは完結しません。循環器内科、循環器外科、糖代謝異常・脂質代謝異常、小児科、産婦人科、リハビリ科等との連携が欠かせません。当院のような基幹型研修病院ではそれら疾患を網羅することができます。また当院の特徴の一つとして救命救急センターが併設されていることもあげられます。救急の初期対応から検査、治療、手術、術後管理、リハビリテーション、2次予防と一貫して学ぶことが可能となっています。

一言と言いつつ、二言三言書いてしまいました。これからの2年間当院でともに学びましょう。もちろん、楽しいこともたくさんあります。

杉村 美華子(消化器内科)

杉村 美華子(消化器内科)みなさん、ようこそ。消化器内科の杉村です。当院は、救急も豊富、各分野の専門家が揃っていて、専門性の高い診療をしています。さらに、総合的な診断力もつけられるよう、各科の横の連携も良く、それが当院の最大の武器といっていいかもしれません。忙しい中でも、楽しく学び、これからの医師人生の土台となる研修生活をすることは非常に重要です。この数年で覚えることは、きっとずっと皆さんの仕事の基盤になります。私たちも、若手に刺激を受けて、一緒に勉強しています。ぜひ共に学びましょう。また、当院は女性医師の仕事をサポートする体制も考えています。
私は、消化器分野の女性医師のキャリアサポート関連にも携わっていますが、消化器分野だけでなく、今後の若手医師(男性、女性ともに)が思い描く将来のことも、一緒に考えていこうと思っています。どうぞよろしくお願いします。

犬上 直美(厚生係長、研修医のよろずお世話係)

犬上直美(厚生係長、研修医のよろずお世話係)みなさん、こんにちは。仙台医療センター臨床研修医事務担当の犬上(いぬがみ)です。当院では、院内での研修会や症例検討会などがたくさんあり、いろいろと知識を得る機会があります。その他にも、院内レクレーションとして、ボーリング大会、バレーボール大会、ゴルフコンペなど豊富にあり、リフレッシュし、他職種の人と交流を深める機会も豊富にあります。充実した、楽しい研修医生活を送れることと思います。

今後、研修のこと、病院のこと、気になることがありましたら、お気軽に電話やメールでお問い合わせください。お待ちしております。