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CT撮影

概要

CT(Computed Tomography)装置はエックス線を発生するエックス線管球とエックス線の量を測定する検出器が向かい合うように設置されています。エックス線を人体に回転させながら照射し、透過してきたエックス線の強弱を検出器で収集します。この強弱の差をコンピューターで計算し、輪切りの画像を作り、身体の内部構造を検査します。

さらに、この輪切りの画像をコンピューターで処理することにより、色々な方向からの断層画像や3次元画像を得ることができます。

当院では、2010年1月、2つのX線管と検出器を搭載したマルチディテクターCT(SOMATOM Definition Flash)が東北1号機として導入されました。従来のCT装置と比較して2倍という撮影スピード、および1/8〜1/40という放射線被ばく線量の低減を実現でき、非常にわずかな放射線被ばく量で、超高速撮影スピードにおいて微小な解剖学的詳細を画像化することが可能になりました。

SOMATOM Definition Flash
SOMATOM Definition Flash

心臓3D
心臓3D


特に、短時間撮像が可能となり、心臓全体の画像を約0.25秒(心臓が1心拍に要する時間の1/4程度)で取得することが可能であり、不整脈や心拍の速い患者に対して、βブロッカーなど心拍を抑える薬を投与せずに、鮮明な心臓の画像を取得することが可能であり、これまで入院して診断しなければなかった狭心症や心筋梗塞の検査が外来での適応が広がりました。

また、2つの管球から同時に異なるエネルギーでのX線照射も可能な撮影方法があり、デュアルエナジーイメージングが撮像でき、1回のスキャンで異なる情報を有する2組の撮影データを同時に取得し、その画像の差分により血管や骨のみを抽出したり、腫瘍などの組織学的な認識などへの応用が可能となりました。

心臓3D

心臓3D

当院では、もう1台のマルチディテクターCT(フィリップス社製Brilliance16)と2台体制により緊急検査に柔軟に対応しております。

薄いスライスで撮像し、通常の横断像以外に様々な断面を後から再構成することが可能で、ワークステーション等を用いて、血管の3次元画像や心臓の冠動脈描出なども行っています。また、ネットワーク(Aquarius iNtuition)を介しワークステーション以外でも3D構築や画像解析を可能にしております。

特に撮像に際しては、造影剤の量や放射線被ばくを最小限にしながら良好な画像が得られるよう工夫し、患者様の検査への負担を低減する努力を行っております。

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