仙台医療センタートップページ > 診療科・各部門のご案内 > 麻酔科

麻酔科

麻酔科医長からのメッセージ

麻酔科医長からのメッセージ

麻酔科は、基本的にサービス業であると考えています。外科医に対するサービスではなく患者さんに対するサービス業であると思っています。そのためには、外科医がその能力を最大限に発揮できるような環境を作ることと、その一方で、患者側に立った質の高い全身管理が必要となってきます。幸い、当麻酔科では 20 名以上の麻酔科医が働いておりますので、その一人一人が手術患者さん一人一人について全責任を持って麻酔管理を行っております。従って研修医は臨床麻酔を介して、指導医から良質で安全な全身管理学をマンツウマンで学ぶことができます。危険を予め察知して事故を未然に防ぐ、つまり “勝ちに行く麻酔” がここで行われています。

ただ単に、手術中の痛みを取るだけなら、外科医にでもできるでしょう。しかし、片時も目を離さず常に患者側に立ち患者の味方であり続けるのは麻酔科医しかいません。麻酔科医は、患者の痛みを取り除くだけでなく患者になり代わって、様々な侵襲に対する生体防御を行わなければなりません。また、術後の予後の改善を目指し、臓器保護をも考えた麻酔管理をおこないます。さあ、あなたも、プロッフェショナルな麻酔をかけましょう!!

麻酔を受ける方へ

麻酔とは?

麻酔には局所麻酔と全身麻酔があり、麻酔科医が手掛けるのは、一般的に全身麻酔の方です。局所麻酔とは、痛い部分だけを限定して鎮痛を行う方法で、外科医(主治医)が行うことが多いのです。全身麻酔は、局所麻酔と違って、痛みはもちろん意識までとってしまうため、患者さんは、眠った状態で手術を受ける事になります。例え話をすると「もし、ちゃんと起きていれば、私が何かを投げたとしても避けることが出来ます。でも、もし寝ていたら、避けるという動作が出来ないので、その物に当たって痛い目をみるかケガをすることになります。全身麻酔をするということは、そういうことなのです。」考えてみれば、恐ろしいことです。何か起こっても、対処できない状態におかれるのですから。それと同じことが体内でも起こっています。すなわち、生体防御システムも抑制されることになります。そこで麻酔科医の出番となるのです。麻酔をかけた張本人、麻酔科医は患者さんの意識を消した瞬間から、その人になり代わって生体防御をしなければなりません。まさに命に直結する気の抜けない仕事です。

手術というのは、体にメスを入れるのですから、その侵襲に対して起こりうる生体反応を察知して、適切な処置を行うことが要求されます。あたかも何もなかったかのように全てが終わるのが、良質な麻酔といえるでしょう。

一歩進んで主要臓器の保護を念頭においた麻酔は、さらに上質といえます。深い知識と高い技術が要求されるわけです。そういうことを考えると、外科医が片手間に出来るはずもなく、安易に行えば事故に直結する可能性があります。手術に大小はあっても、麻酔に大小はないのです。外科系医師達にも、そういう認識が深まるにつれ、麻酔科の必要性は高まり、特に外科系手術を行う急性期の病院では不可欠となってきました。

痛みは人類にとって大敵である…。と思います。私自身痛みは大の苦手なので、患者さんには出来るだけ痛みを感じさせない様に気を配っています。実際、手術手技が向上した陰には、麻酔技術の進歩によるところが大きいのです。麻酔薬(吸入麻酔、静脈麻酔薬)、筋弛緩薬(筋肉を柔らかくする薬)、麻薬、鎮痛薬などの開発進歩により、それらを適正に使用することにより安全で質の高い麻酔をすることができます。患者さんのみならず、外科医にとっても副音であると言えます。

全身麻酔による手術は、プロフェッショナルの麻酔科医がいる施設で受けることをお勧めします。

医師紹介

麻酔科 医師一覧
職名 氏名 卒業年度 専門分野 専門医資格等
手術管理部長
麻酔科医長
ICU統括
川村 隆枝 昭和49年 心臓手術の麻酔、手術侵襲とメディエーター、周術期の臓器保護 日本麻酔科学会指導医・専門医、日本集中治療学会専門医、日本ペインクリニック学会専門医、医学博士
麻酔科医長
歯科医師
鈴木 広隆 平成7年 歯科口腔領域の麻酔、術中体位についての研究、自律神経と血流調節 日本歯科麻酔学会専門医・認定医、歯学博士、日本蘇生学会指導医
医師 渡辺 洋子 平成17年 麻酔一般、周術期疼痛管理、心臓手術の麻酔 日本麻酔科学会専門医
医師 西嶌 祐子 平成19年 麻酔科学 麻酔科標榜医
医師 遠藤 百恵 平成24年 麻酔科学  
非常勤医師 水野 真依 平成21年 麻酔科学 麻酔科標榜医
非常勤医師 鈴木 朋子 平成12年 歯科口腔領域の麻酔 日本歯科麻酔学会認定医

その他非常勤医師十数名 約20名

基本的な麻酔科後期研修医の待遇

仙台医療センター後期研修医の共通の待遇は月額総額約 40万円(手取り約30万円)の給与と社会保険のカバーです。

麻酔科では、それに加えて麻酔の独り立ちができる前であっても、3ヶ月の研修後、週に1回程度の地域医療援助もお手伝いしていただきます。(もちろん、麻酔科専門医の先輩と一緒)。

加えて当麻酔科の特徴は、入局1年目の後半3ヶ月は、日本医大(東京)のペインクリニックでの研修、2年目の後半3ヶ月は、日本医大の集中治療部(ICU)での重症患者の治療の研修が、プログラムされています。その間、もちろん有給となります(東京ライフを満喫してください)。

従いまして、研修期間中に麻酔科の3本柱である、全身麻酔管理、ペインクリニック、集中治療を習得しながら、きちんと生活の保障がされるわけなのです!さらに、医療センター敷地内に官舎(家賃、月額約1〜1,5万円)があり、研修医優先です。

麻酔科専門医を目指す先生はもちろん、ライフワークを他科におく先生で、2年間で麻酔科標榜医取得を目指す先生も歓迎いたします。この仙台医療センター麻酔科後期研修を行うことで、将来、どの科を選んでも一味も二味も違ったドクターになれること受けあいです。

医学博士取得も可能です。研究テーマは、周術期の臓器保護(特に心保護、脊髄保護)を主題とし、臨床に役に立つ基礎実験、臨床試験を行っています。是非、チャレンジしてください!!

専門医、認定医の資格は?

麻酔科認定医(標榜医)資格を取得するためには、後期研修で2年以上の麻酔業務を行う必要があります。その後3年間で麻酔科専門医の受験資格を得られます。

集中治療専門医資格を取得するためには、指定する学会の専門医資格を有することと、日本集中治療医学会の認定する集中治療専門医研修施設において1年間以上の集中治療研修を行う必要があります。

ペインクリニック認定医資格を取得するためには、日本専門医制評価・認定機構基本領域の専門医の資格を有し、その研修期間中またはその後に 社)日本ペインクリニック学会専門医指定研修施設で1年以上ペインクリニックに関する研修を行う必要があります。

常勤医の待遇

常勤麻酔科医は5人ですが、非常勤医師が約15人、日替わりで来ています。

その全員が専門医以上なので、常勤医は1日1例〜2例の麻酔症例をかけることになります。場合により、地域医療診療援助をお願いすることもあります。臨床研究や動物実験による研究活動も可能です。

日本心臓血管麻酔学会第17回学術大会、第3回国際心臓麻酔シンポジウム

2012年9月 仙台国際センターにて

会員懇親会(仙台国際センター 中庭
会員懇親会(仙台国際センター 中庭)

麻酔科 展示ブース前にて
麻酔科 展示ブース前にて

映画「救いたい」撮影と上映

映画『救いたい』撮影シーン2013年 撮影。

当院(手術場、廊下、体育館など)、宮城県内各地にてロケが行われた。 2014年11月22日より全国ロードショー。


当院手術室での撮影の様子。

左から 神山征二郎監督、加藤雄大カメラマン、讃岐美智義先生(広島大学麻酔科Dr.)、川村。

 

外来受付時間

初めての方

8:00〜10:30(放射線科は10時まで)

2回目以降の方

8:00〜11:00

お電話でのお問合せ

TEL:022-293-1111(代表)

当院の概要を見る

仙台医療センター 臨床研修医募集

仙台医療センター 採用情報

仙台医療センター 調達情報

仙台医療センター附属仙台看護助産学校

仙台医療センター 救命救急センター

仙台医療センター 母子医療センター

仙台医療センター ウイルスセンター

仙台医療センター医学雑誌 SMCJ

ページの先頭へ戻る

独立行政法人 国立病院機構 仙台医療センター

〒983-8520 宮城県仙台市宮城野区宮城野二丁目8番8号
TEL:022-293-1111(代表)FAX:022-291-8114

Copyright © 2013 Sendai Medical Center All Rights reserved.