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総合診療科

はじめに

当院の総合診療科は、2013年にリニューアルオープンし、専門が特定できずに紹介された患者さんや紹介状を持たずに受診した患者さんの初期診療を行い、必要に応じて専門各科へ紹介を行うことを担当しています。不明熱をはじめ、近医で診断に苦慮した症例などにも対応しています。同時に、当科は地域の医療機関との連携の強化と、総合的に診療できる臨床医の養成も担っています。現在の診療体制は、専任スタッフ4名で、外来診療・病棟管理・救急対応といった総合診療部門の診療業務全般と、臨床研修医の指導を担当しています。

外来担当医

総合診療科
  • 総合診療科担当医
    月、火、水、木、金  高橋 広喜(総合診療科医長)
    月、火、木      森  俊一
    火、木、金      鈴木 森香
    水、金        高野 由美 
    (随時、臨床研修医と共に外来診療を行っております。)

診療実績

具体的な対象患者さんとしては、

  • 原因不明の発熱や長く続く微熱
  • 様々な症状があり診断が難しい
  • 複数の病気が絡み合ってどの科へ紹介すべきか悩む
  • 体調が悪いがどの科を受診したらいいのか分からない

これらの患者さんについて各診療科と協力しながら入院および外来診療を行います。

総合診療科 外来延べ患者数:2015年度2,405名(昨年度1,674名)

仙台医療センター 総合診療科 外来患者数

2015年度の総合診療科外来延べ患者数は2,405名(2013年度1,360名、2014年度1,674名)であり、前年度より731名増加しました(前年度比144%)。近医からの紹介件数増加が主な要因であり、地域の医療機関との連携強化の表れであると考えております。


初診患者の主訴

仙台医療センター 総合診療科 初診患者の主訴

初診患者さんの主訴は多い順位に並べると発熱、体の痛み、貧血や肝機能障害などの検査値異常、全身倦怠、食欲低下、頭痛等など多岐にわたります。


総合診療科 新規入院患者数:2015年度234名(昨年度150名)

仙台医療センター 総合診療科 新規入院患者数

2015年度の当科入院患者は234名でした。


入院疾患の内訳について

仙台医療センター 総合診療科 入院疾患の内訳

肺炎・腎盂腎炎・胆嚢炎・虫垂炎・蜂窩織炎・敗血症や感染性心内膜炎などの細菌性感染症や、伝染性単核症・髄膜炎などのウイルス感染症が最も多くを占めていました。検査値異常や不明熱の原因を検索したところ、悪性リンパ腫・白血病や膠原病と診断された症例や、食欲不振・体重減少・体の痛みを主訴に来院し、肺癌・膵臓癌・胃癌・大腸癌が判明したケースも少なからず認められました。


総合診療科外来

仙台医療センター 総合診療科 外来

当科では、研修医が初診外来を担当し、一例ごとに病歴と身体所見からプロブレムリストを作成します。さらに、鑑別診断と検査オーダーを他の研修医や指導医にプレゼンテーションし、正しい臨床診断が導かれるように上級医が指導します。その後に当科外来または入院治療を行うべきか判断し、各科専門医へトリアージすべき症例であれば適切な科へ紹介し、継続治療を依頼します。常に近くに指導医がいて、困ったときは助言を受け、悩んだときは適切な指導を受けることができます。外来症例はすべての例を外来カンファレンスで検討し、指導医よりフィードバックを受ける体制となっています。

総合診療科が主催している勉強会

総合診療科症例検討会

仙台医療センター 総合診療科症例検討会

毎週1回開かれる「総合診療科症例検討会」は、初期研修医が症例を提示し、各科専門医を含む多数の医師で討論を進める教育的症例検討会です。一方的な講義形式に終わることがないよう、アンサーパッドを用いたクイズ形式で、楽しく印象的に学べる工夫を取り入れています。

仙台医療センター 総合診療科 総合内科症例検討会

2015年度症例検討会の内容 (2015.4.21〜2016.3.15)
月/日 タイトル 担当医
04/21 急性喉頭蓋炎の 1例 片岡 史弥
04/28 伝染性単核症の1例 橋本 栄文
05/12 血糖管理(内分泌代謝内科) 上野 孝之
05/19 パーキンソン病の1例 川名 友美
05/26 肺炎随伴性胸水の1例 山形 真理
06/02 急性腹症とCT検査 (消化器内科) 阿部 泰明
06/09 壊死性胆嚢炎、気腫性胆嚢炎の1例 増子 俊
06/16 血球貪食症候群を呈したDLBCLの1例 大中 祐太
06/23 バセドウ病の1例 村田 留伊
06/30 直腸癌、多発骨転移、高Ca血症の1例 三浦 舞子
07/07 胸痛 (消化器内科) 山中 信介
07/14 高齢発症潰瘍性大腸炎の1例 大中 祐太
07/21 レジオネラ肺炎の1例 鶴見 恭士
07/28 H.pylori感染の1例 三浦 舞子
09/08 アルコール性肝硬変の1例 佐藤 友里恵
09/15 鉄欠乏性貧血の3例 安藤 渚
09/29 感染性後腹膜膿瘍の1例 寺村 聡司
10/06 肺炎と抗生剤 安藤 正勝
10/13 ポリファーマシー 鈴木 森香
10/20 糖尿病性ケトアシドーシスの1例 元木 恵
10/27 医原性高Ca血症による急性腎不全の1例 熊谷 裕美
11/10 動悸と不整脈 篠崎 毅
11/17 先端肥大症の1例 吉田 圭織
11/24 周期性四肢麻痺の1例 熊谷 裕美
12/01 ワーファリンとNOACについて 森 俊一
12/08 CLLを合併したPMRの1例 佐熊 惇
12/15 悪性症候群の1例 佐藤 公亮
01/19 心不全について(循環器内科症例) 高橋 佳美
01/26 好酸球性胃腸炎の1例 佐藤 公亮
02/02 伝染性単核症とマイコプラズマの重複感染の例 鈴木 野の香
02/09 Paget-schroetter症候群の1例 小柳 沙織
03/08 外傷後SIADHの1例 西澤 威人
03/15 EGPAによる心内膜心筋炎に多発脳梗塞を来した例 小杉 真代
「研修医のための感染症セミナー」(毎月1回)

総合診療を行う上で必須の知識である感染症については、「研修医のための感染症セミナー」で、感染症の専門医から直接指導を受けています。

「研修医のための感染症セミナー」 指導医 東北大学病院総合感染症科 藤川祐子先生

 

指導医:東北大学大学院内科病態学講座

感染制御・検査診断学分野

東北大学病院 総合感染症科 藤川祐子先生


仙台医療センター 「研修医のための感染症セミナー」(毎月1回開催)


今後の展望

医療の現場では、総合診療医の期待が高まり、果たす役割がますます重要となっています。
当院は、日本内科学会認定医制度教育病院で、2016年度より日本病院総合診療医学会認定施設となりました。さらに、2016年開始の「日本プライマリ・ケア連合学会家庭医療後期研修プログラム認定施設」と2017年開始の「日本専門医機構による総合診療専門研修基幹施設」を目指しています。将来、総合的な診療を担うことのできる医師を養成することも目指しています。また、総合診療に興味のある方々の連絡をお待ちしております。

(総合診療科/膠原病内科医長 高橋広喜)

仙台医療センター 総合診療科スタッフ


医師紹介

職名 氏名 卒業年度 専門分野 専門医資格等
総合診療科医長
膠原病内科医長
地域医療連携室長
高橋 広喜 平成2年 消化器内科学 日本病院総合診療医学会認定医、日本PC連合学会認定指導医、消化器病学会専門医、内視鏡学会専門医、外科認定登録医、ICD制度協議会ICD
医師 鈴木 森香 平成21年 内科 日本PC連合学会認定医、麻酔科標榜医
医師 森 俊一 平成23年 内科 内科認定医
併任医師 高野 由美 平成25年 内科 内科認定医

外来受付時間

初めての方

8:00〜10:30(放射線科は10時まで)

2回目以降の方

8:00〜11:00

お電話でのお問合せ

TEL:022-293-1111(代表)

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